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作品紹介

高木整形外科皮膚科クリニック新築工事

外観 外観
整形外科1
2階の一部を将来増築が容易なように鉄筋コンクリートの柱・梁を付けています。
整形外科2
医院入り口には車椅子や松葉杖の患者が入り易いように緩やかなスロープを設けて、段差をなくしました。
リハビリ室 リハビリ室
整形外科3
床仕上げは下足対応の木製フローリング貼りにしています。


整形外科4
窓はアルミの連窓にして、長時間のリハビリ中にも解放感が持てるように配慮しています。

受 付 処置室
整形外科5
カウンターは曲線をとりいれて、患者を温かく迎えられるように配慮しています。待合室からテレビが見やすいように受付の上部に置けるようにしています。
整形外科6
診察室と処置室の窓は連窓にして、明るい部屋になるようにしました。
診察室 レントゲン室
整形外科7
診察室と処置室は使い勝手を考えて、ローパーテーションで仕切るようにして、ドアはなくしました。


整形外科8
床には高電圧発生装置と隣の操作室に設置しているレントゲンの操作盤をつなぐケーブルを収納するための蓋付きの配線ピットを設けています。ケーブル露出は埃だまりになり、不衛生になるし、床の掃除もしにくいので避けたほうが賢明と思います。
2階住居部分リビングルーム 2階住居部分リビング・ダイニングルーム
整形外科9
外観のアールの屋根の形をそんまま内部に取り入れることによって、天井高を高くして開放的なリビングルームにしています。






整形外科10
一部ロフトにしてスペースの有効利用をできるようになっています。ロフトの下は隣の納戸の一部になっています。




<設計するにあたり特に考慮したこと>

当医院は開業するにあたり、事業計画の立案から建築計画・実施設計・工事監理まで一貫して担当させていただきました。事業計画におきましては、1日の推定患者数・医療コスト・医療保険点数・看護婦などスタッフの給料の設定・光熱費の推定をし、建設総コストの設定を行いました。自己資金で不足する資金は医師会の取引銀行や医療福祉事業団などを比較し、一番金利の低いところに決定しました。光熱費のランニングコストを出来るだけ少なくするするために、空調機の型式をガス式にするか電気式にするかを比較検討し、最終的にガス式にしました。ガス式のほうが空調機のイニシャルコストは高くつくのですが、ランニングコストが安くなるので、開業後数年でランニング・イニシャルコストの合計はガス式のほうが電気式よりも少なくなります。いずれにしましても、最初にしっかりした事業収支計画が重要だと思います。

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